抗体カクテル療法
治療について
抗体カクテル療法について
中和抗体薬投与により新型コロナウイルス感染症の症状が重くなることを防ぐ治療です。
現状、当院ではゼビュディ(ソトロビマブ)を使用します
対象となる患者様
新型コロナウイルス感染症患者様
症状発現から1週間程度まで
重症化リスク因子があり、医師が必要と判断した者
なお、無症状者については投与対象に含まれません
投薬
点滴による静脈内投与を30分かけて1回行います
投与完了後1時間程度経過観察を行います。
副作用について
アナフィラキシーを含む重篤な過敏症
薬に対してからだの免疫機能が反応することで起きる急性アレルギー反応です
自覚症状
めまい、ふらつき、汗をかく、顔面蒼白、手足が冷たくなる、息苦しい、全身のかゆみ、皮膚の赤み、じんましん、吐き気、嘔吐など
インフュージョンリアクション
ゼビュディを含むモノクロナール抗体製剤と呼ばれる薬を点滴した際に起きる体の反応です。
自覚症状
発熱、悪寒、吐き気、頭痛、不整脈、胸痛、胸の不快感、力が入らない、じんましん、全身のかゆみ、筋痛、のどの痛みなど
上記副作用について点滴中から24時間後にかけて起こることがあります。
まずは以下の代表電話宛にご連絡ください
投与の可否や日時及び受診方法等についてお伝えさせていただきます。
代表電話 | Tel:052-793-3101 |
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当院のカクテル療法については名古屋市からの依頼も受けております。実施できる人数に
限りがあるため、ご希望に沿えない場合がございますことをご了承ください。
